第3回「伊達の劇王」短編劇コンクール 

詳細

■日時
10月26日(土)予選 Aブロック 14時、18時
10月27日(日)予選 Bブロック 14時、18時
11月 3日(日)決 勝 14時、18時
11月 4日(祝)決 勝 14時、18時(※開場20分前)
■会場 / クォータースタジオ
(仙台市青葉区五橋2-9-10 新木ビルB1F 地下鉄五橋駅徒歩3分)
■入場料 / 予選予約・前売り 2,000円 決勝予約・前売り 3,000円
当日500円増し(各25席限定)
パスポートチケット 5,000円(予選AB、決勝 計3回観劇 ※Net予約のみ)

Net予約はコチラから


■お問合せ・予約 / 090-7522-1414(クォータースタジオ 19時以降)
■主催 / 伊達の劇王実行委員会 後援 /(公財)仙台市市民文化事業団

上演ルール

●オリジナル脚本であること
●上演時間20分以内 上演時間を超えると減点あり 
●出演者3名以内 一人芝居も可能
●置き道具中心で 数分で転換できる舞台セット 
●審査員と観客による投票で優勝作家を決める

予選A

ブロック

 

 

 

三角フラスコ 「タニシはギスギスしたくない」

■作・演出/生田恵 出演/瀧原弘子、渡辺千賀子
■あらすじ/ いろいろな音を聴くサークル『ききみみ貝』
メンバーは、主宰の谷と新人の土生。 谷には聴いてみたい音があるが、どんな音色か分からない。
土生は自分が参加した理由が分からない。 二人は今日も今日とて耳をすます。
■団体紹介/1995年旗揚げ。宮城県仙台市を拠点に これまで札幌・東北各地・東京・大阪などで上演。
からだとことばとこころをつなぐ稽古を定期的に行い日常を楽に生きることを目指し創作を続けている

三桜OG劇団ブルーマー 「ジョ飯トピア」

■作・演出/くまがいみさき 出演/三桜OG劇団ブルーマー
■あらすじ/「私たち、ここから出られないんだった」
いつか屋上で食べたい二人。からあげ、卵焼き、 タコさんウインナー、グリン
ピース、ひとくち グラタン、りんご、人類最後の籠城作戦。
■団体紹介/仙台三桜高校演劇部のH26,27卒業生の 元気な女子たちで2016年に結成。
ごちゃ混ぜのおもちゃ箱を覗いたら、なくしたはずの 宝物が出てくるような作品を目指しています。

りこりた 「うたかたのしとね」

■作・演出/名塚かずや 出演/羽賀彩乃、武田らこ
■あらすじ/ 湖の岸。冷え冷えとした秋の夕陽が舗装 された地面を舐めている。
水面を眺める車椅子の男 とそれを押す女。他の人影はまるで無い ここは記憶や夢の中なのかもしれない 。 命を終える男の傍で、女はただ微笑むばかりだ。
■団体紹介 『日常生活と両立されたライフワークとしての表現
活動』を志し活動する団体。会話劇をベースに 人間の生きづらさとやさしさを描こうとしている。

予選B

ブロック

 

演劇集団AZ「アマビエ飼育日記」

■作・演出/ゴド吉 出演/兵藤かなた、早坂泰亮、佐藤涼平
■あらすじ/ この夏、僕の釣り上げた魚が喋った。
「この夏疫病が蔓延するから私の絵を描いて早々に 人々に見せよ」。
魚が喋るってマ ジ?それよりも こいつ食えるのかな。あ、そうだ。
夏休みの宿題の 自由研究どうしよう。
■劇作家紹介/ゴド吉 (劇作家、演出家、俳優)新潟市出身 新潟大学演劇研究部を経て
劇団@nDANTE (アンダンテ)に所属。2011年から役者として活動し
2018年にシネ・ウインド助演男優賞を受賞。 仙台に来てからは劇作、演出にも挑戦中。

若林演劇研究会「子猫のしろちゃん」

■作/加藤美智子 演出・出演/鷺谷浩二、嶋田香子
■あらすじ/ ある日、幸せな飼い猫「しろ」の家の人が 引越すことになり
捨てられたしろを助けてくれた のはいじめっこのノラ猫「くろ」だけだった。
「家猫はノラ猫にはなれないの」せつなさが 心に響きます。
■団体・作家紹介/誰でも、いつからでも自由にのび のび楽しめる、そんな若林演劇研究会の
メンバーの 一人、加藤美智子さんの書き溜めた物語は魂の混沌 に寄り添うように、
私たちの感性に語りかけます。

Whiteプロジェクト 「SAKURA -忘却の海-」

■作・出演/井伏銀太郎 演出・出演/西澤由美子
■あらすじ/ 津波の被害で短期記憶障害になり 長年に渡り毎日震災の次の日を繰り返す女
津波で行方不明の妻を探し続ける男
満開の桜の下 4月11日の月命日に海岸の公園で出逢う
■団体紹介/2011年震災直後「被災地の想いを演劇で 世界へ」をコンセプトに仙台の
7劇団有志で結成。 これまで被災地の実際の出来事を元に英語訳も含め 18作品を創作。
震災作品は東北・東京・神奈川・大阪 愛知・大分・長野・新潟・茨城で上演、
参加俳優は 延べ100名を超え、観客動員は10,000人を超える

決勝

利府町民劇団ありのみ「コンビニ店員、頑張る !」 ~被災地に建つ~  ※決勝シード参加

■作・演出/伊澤美樹 出演/和賀和哉、原田晶子、他
■あらすじ/ 多賀城ジャスコの前の産業道路沿いにたつコンビニにやってくる
子供を探す1人の女。 実家から離れ、フリーターを続ける若い 店員は、
電気も水道もない中で、女を接客する。 一緒に娘を探す中、驚きの事実を知る事となる
■団体紹介/町おこしの一環として利府の歴史、文化 魅力を演劇を通し、
広く住民に伝えたく 平成9年3月に第1回公演からスタートしました。
幅広い年齢層の楽しい劇団です。

予選各ブロック上位2団体計4団体とシード参加のありのみを含めて5作品で決勝戦

劇王とは 2002年(一社)日本劇作家協会主催で東海支部発祥の
「観客と審査員の投票によって勝敗が決められる」短編劇コンクールです
2016年から2019年までは全国大会は各地域のブロック劇王と
海外からも劇団を招聘する国際的なコンクールとして
「神奈川かもめ短編劇祭」開催
※コロナ禍以降地域ブロック大会開催は未定です
審査員 敬称略

■大信ペリカン 1975年兵庫県生まれ。大学在学中より演劇活動を始める。
1996年満塁鳥王一座(現:シア・トリエ)を旗揚げ。以来ほぼ全ての作品の 作・演出を手がける。
現代の地方都市に暮らす人々をユニークな言語感覚で表現する戯作と豊富なアイディアにより
舞台を賑やかに立ち上げる演出 手法が特徴。自称「なんでもポップにするおじさん」。
日本演出者協会「若手演出家コンクール」優秀賞。

■文月奈緒子 仙台市出身、在住。1986年に女性だけの劇団「未来樹シアター」を結成し
2001年の退団までほとんどの公演の作・演出を担当。 退団後はフリーの時期を経て
2016年に上演時間1時間以内、少人数キャストのシンプルな舞台を中心とする
個人演劇ユニット「ひびこと」を結成する。
平成10年度宮城県芸術選奨新人賞 第7回劇作家協会新人戯曲賞候補。
日本劇作家協会 東北支部 副支部長。

■鈴鴨久善 仙台市演劇祭での劇評モニターへの参加をきっかけに劇評を書き始め、
情報誌や宮城県芸術年鑑に寄稿。 高校演劇コンクールの地区大会、県大会、
東北大会でも審査員を務める。演出者工房「オイディプス王」では、リーディングの演出を
手掛けている。

 

 

お問合せは コチラ から

これまでの宮城県関係「劇王」の歴史
2012年 「劇王Ⅹ~天下統一大会」東北大会  なかじょうのぶ (劇団三ヵ年計画)『公園』
2014年 「天下統一劇王大会」東北大会  文月奈緒子 (Gin's Bar+アクターズ仙台)「かいだん」第3位
2016年「東北劇の陣」 文月奈緒子(ひびこと)「ひ」, 井伏銀太郎 (Gin's Bar)「イーハトーヴの雪」優勝
2017年「第2回 神奈川かもめ短編演劇祭」井伏銀太郎 (Gin's Bar)「イーハトーヴの雪」第3位
2018年 「第3回 神奈川かもめ短編演劇祭」井伏銀太郎 (Gin's Bar)「前夜」公募5作品に選出される
    「第1回伊達の劇王」井伏銀太郎( アクターズ仙台)「前夜」優勝
    「東北劇の陣2018」 井伏銀太郎 (Gin's Bar)「桜ひとひら」準優勝    
以後コロナ禍等により中止

「伊達の劇王」コンクール実行委員 
吉田弘希 委員長 (仙台演劇ネットワーク) 井伏銀太郎 運営 (Gin’s Bar)
高橋宗義 制作 (劇団ファットブルーム)   文月奈緒子 顧問  (一社)日本劇作家協会 東北支部 副支部長

過去コンクール 第1回「伊達の劇王2018」  第2回「伊達の劇王2023